箱根の冬は厳しい。特に芦之湯は時折、大雪となります。東光庵での「坐禅と吹禅」の初めての冬。今回は、冬の「坐禅と吹禅」で感じている事を。

「坐禅と吹禅」を7月から初めて２ヶ月。色々な方との出会いや、面白い話を茶礼で聞く事ができています。また、芦ノ湯に住む市川さんの地元のお話や、精進ヶ池の伝説の話がまた、面白い。（まさか、ここで尺八の話が出てくるとは。）

明日から、箱根の芦之湯にある、東光庵という場所で、「坐禅と吹禅」をする事となりました。その誕生秘話と思いを今日から、幾つかに分けてお話します。※イベントの詳細はこちらをご覧ください。「坐禅と吹禅」

文化は原始を覆い、本質を侵食し、溶けるような、あたかも文化が本質のような。 卵の殻のようなそれは、以下様にでも変化する命を守るに値するも、まさに守るものでしかなく、あたかも躰そのままのような。 　触れるとは何に触れるのか。殻に触れ、命に触れず。